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11月はSIDS(乳幼児突然死症候群)の対策強化月間です。
2021-11-22
11月は、SIDS(乳幼児突然死症候群)の対策強化月間です。
この「乳幼児突然死症候群(SIDS)」は、なんの予兆や既往歴もない赤ちゃんが睡眠中に突然死に至る、
原因のわからない病気です。
日本でのSIDSの発生数は減少傾向にあるものの2019年は78人の乳幼児がSIDSでなくなっており、
1歳未満の赤ちゃんの死亡原因の第4位となっています。発症するのは乳児期に多いですが、まれに
1歳以上でも発症することがあります。
「SIDS」のは発症リスクを低くする3つのポイントは、
①1歳になるまでは、寝かせる時にあおむけに寝かせる
うつ伏せに寝かせたときの方が発症率が高い。
②なるべく母乳で育てる
母乳で育てられている方が発症率が低い。
③たばこはやめる
たばこはSIDS発症の大きな危険因子です。
身近な人の理解・協力を求めましょう。
~厚生労働省から引用~
こども園では、午睡中に、時間ごとに「呼吸状態」「寝ている体勢」「顔色」などの
全身状態の確認を行っています。また、毛布やタオルが顔にかかり、鼻や口が覆われて
いないかなども確認し、記録を付けています。
また、万が一のことが起こってしまった時に、適切な処置・対応が出来るよう
計画的に救急蘇生訓練を看護師とともに行っています。